昼寝用仮眠室

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おくることば(1)

サンネェンビィーグミィー

 

本日の議題です。

 

おくることば(1) (シリウスコミックス)

おくることば(1) (シリウスコミックス)

 

おくることば(1)

一番上に書いた文字は気にしないで下さい。無関係です。

 

概要

 

死んで霊となった佐原は授業中のクラスを一人歩き回っていた。
委員長の千秋、漫画ばかり描いている託、自分のことを好きだった蓮条。
そして花と思い出の写真が飾られた自分の机。
思い出につかるのもつかの間、授業が終わり下校する千秋を追いかける。
佐原はもう声の届かない千秋に語る。
「何故俺を殺したのか?」

 

登場人物

 

佐原:この漫画の主人公のはずだが開幕数ページで亡き者に。
千秋:容姿端麗委員長、佐原を道路に突き飛ばして殺した。過去にも同じようなことが…?
蓮条:佐原のことが好きだった、小さい頃から佐原・千秋・託と仲が良かった。
託:漫画ばかり描いているオタク、蓮条を参考に描いた漫画が広まり皆と疎遠に。
飛鳥実知:十年前同じ社宅に住んでいたが亡くなってしまった。
メイ:霊が見えるため佐原に追い回される。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

面白い設定すね。
千秋の目的がわからない。
佐原はどうやって千秋を追求していくのか。
この二点が目下話を進めていく強い素材になってる。

 

ただ、違和感がぬぐえないのが。
道路で押された千秋に対し「俺は絶対追求してみせる」と言わしめる強い動機が発生するか?と言う点。 後ろから道路に突き飛ばされたのは100%故意で、かつそれは皆に伝えるのに足るか。相手は(多分)10年以上一緒にいる幼なじみ。
俺だったら「あー当たっちゃったかー」とか「ぉぃっ、狙ってやったんだったらおイタが過ぎるぞっ(笑」程度だと思うんだけども。

 

実知(以降みったん)が同じ場所で10年前に亡くなったというのを佐原は知らない。引っ越したと思ってると千秋は説明してるけど、佐原がその通り知らないんだとしたらみったんの霊と一緒に行動する様になってから、みったんは一言もしゃべってなければ能動的にコミュニケーションもとれていない状況なので、みったんから聞いたと言う線はほぼないでしょ。
みったんが霊としていただけでは何か伝えようとしてそこにいたという認識は予想の内の一つ位でしか持ち得ないと思うんだけど。
で、実は佐原はみったんがそこで亡くなったってのを知ってたらさすがに振る舞いとしてなかなか無いでしょという感じなので、やはり知らなかったんだろ。

 

なら何でそんなに一気に千秋が確実に悪いって断定できるのか。
俺にはわからない。

 

この後の展開から過去の時系列に戻ってみったんが「私は千秋に殺された、そしてまた誰かを殺そうとしてる」みたいな告白が今後入るのおかしいだろ。
読者の皆そんなの知ってるわ。ってなるでしょ。
だから、それって今後明らかになる過去みたいな話でもなければ最初で決めが発生しないとおかしくない?

 

6/7に佐原が亡くなって
6/10時点で佐原は千秋に「絶対皆にこのことを伝える」って言ってるけど
蓮条が殺されそうになるニアミスを見るのが6/11だしなぁ。

 

でその後の、3話の頭でみったんと久しぶりに会ったのに何で何もしゃべってくれないの~と来ている、、、

 

がこのときだけ日付が書いてないんだよな、これが実は6/7~6/10の間で上記の様にみったんから真実が語られるんだろうか。
ただその場合は殺された、以上の重要な事実の提示等がないとさっきいったみたいに読者は「知ってる」になるからある程度先まで読んで描いとかないと厳しい。
そういう前提を以て、全て白日の下にさらす必要があると考えて6/10の宣言なのか。

 

思えばその3話の所以降では佐原とみったん一緒に出てくる描写無いんだよね(一巻限定の話
佐原だけが動いてる。
…何か関係ある?
やはり6/10時点ではもうみったんと仲良しになってるの?

 

正直今後持ってきたい展開は託中心ぽいので上記の件は進行上関係無いと思われるので
やっぱ個人的にもにょる。。