昼寝用仮眠室

漫画を読んだり映画を見たりゲームをやったりした感想を書いたり等々

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(1)

我々世代のバイブル

 

本日の議題です。

ドラゴンクエスト―ダイの大冒険 (1) (ジャンプ・コミックス)

ドラゴンクエスト ダイの大冒険(1)

かなり昔の話ですけど漫画好きになったのは多分ここからだなぁという話です。

 

概要

 

魔王が倒された後の平和な世界。 魔物達が住むデルムリン島で暮らすダイは鬼面道士のブラスに育てられ元気に育っていた。
いつか勇者が現れたときのための手助けができる様に魔法使いとして、様々な契約をさせられるダイだが
そのどれもがセンスが無くブラスは頭を痛めていた。
そして当の本人は勇者に憧れる始末である。
しかしある日、デルムリン島の魔物達が正気を失い始める。
なんとか正気を保つブラスは魔王がよみがえったのだと考えるが打つ手がない。
そんなときに現れたのが謎の教師アバンと魔法使い見習いのポップだった…


登場人物

 

ダイ:勇者に憧れる少年。額に紋章が浮かぶときやたら強くなる。
ゴメちゃん:ゴールデンメタルスライム。略してという訳。珍しいらしい。デルムリン島で一緒に過ごしてきたダイの友達。
ブラス:デルムリン島に住む鬼面道士、心優しく厳しい。
アバン:謎の教師。魔法や剣など様々なものにあかるい。
ポップ:アバンに教えを請う魔法使い見習い。魔法はそこそこイケるが気が弱い。

 

感想

 

この漫画の良いところはベースがドラゴンクエストで世界観としてちゃんと引き継げてる所だと思う。 魔法とかも共通の文脈として最初からあるしファンタジーとしての程度がわかりやすくて良いよね。 メラ って言ったら火の魔法だし勇者はいるだろうしスライムもいるだろうし。

 

他に良いところ挙げるとキリが無いんだけど、展開としてまず一番最初に良いなあと思ったのは。 いきなり魔王ハドラーが出てくるところだよね。

 

だってRPGとかやってて思わない?
何で勇者とか主人公に弱い順にモンスターを当てていって生かしたまま成長させて
最後にラスボスを倒すまで成長させてしまうの絶対悪手でしょって。
芽は早い内に摘んだ方が良いでしょ。
最初からなんで強いモンスターとか派遣しないのかねとか誰しも思ったことあるんじゃないかと。

 

そんななかこれだよ。
いきなり魔王が攻め込んでくる訳よ。
絶望的な強さを見せつけられて。
勝てるわけ無いと。
そこからどう成長していくかがまた面白い。

 

結局37巻まで続いたけど未だに全巻本棚に収まってるもんなぁ。

ド直球彼氏×彼女(1)

見てて気持ちが良い(笑

 

本日の議題です。

ド直球彼氏×彼女 (1) (REXコミックス)

ド直球彼氏×彼女(1)

ツイッターで面白そうなの流れてきたから購入~

 

概要

 

風紀委員として生徒に目を配る若宮真子は鞄からエロ本がはみ出ている男子学生を呼び止めようとする。
没収に対抗するこの男、本田進一は鈴木からの借り物だからという理由で中々譲らない。
追う追われる、抜きつ抜かれる(この表現やだな)一進一退の攻防の末、
足を滑らせた真子を助けた進一は真子の胸(F)をむっちゃ揉んでしまうのだった。
そこから真子は進一のことが気になり始めて…

 

登場人物

 

若宮真子:しっかり者に見られる風紀委員だが、周りが見えなくなる猪突猛進タイプ。
本田進一:アホで体力筋肉馬鹿だが、かなりしっかりしてる猪突猛進タイプ(ここは一緒なのかよ
藤城ゆかり:真子の友達、明るくて軽く見られるがスーパー常識人

 

ネタバレというか内容含めた感想

ストレートな人たち見てると気持ちいいよね。

 

ファンタジーととらえがちな気もするけど我々日本人は奥手だからなぁ。。
実は皆こういう生き方に皆憧れてるんじゃないだろうか。

ある程度本音でしゃべれるみたいな、そしてそんな仲の友人やパートナーが欲しい、と。 そういう意味では提供する側が本当に読者の必要としているものをくみ取っている様に思う。

 

何が起こっても全部気持ちよく収束してしまうのも良いよね。 大体話を重くしがち、状況を混乱させがち、悪い結論に持って行って「人生は甘くない」みたいな話も多い中でこういう「気持ちよく素直に頑張って生きてゆきましょう」みたいなの今とても大事なのではないかと思います。

 

ページを捲る動機も「次は何をやらかしてくれるんだろう」みたいな期待が強いのが自分に対してウケる。 周りの友人キャラも立ってるし、皆高校生相応の考え(偏見)とか持ってて良い味を出している。いいお出汁が出ている。

 

いや、真面目なこと書いてしまいましたが、本能のままに生きすぎでしょ(笑

とても良いと思う(真顔

麦の魔法使い(1)

なるほどこれは新しい気が

 

本日の議題です。

麦の魔法使い 1 (オフィスユーコミックス)

麦の魔法使い(1)

食い物、飲み物消費する側の漫画が多い昨今。
ビール造る中世漫画はなかなか出だしのセンス良いのではと思い購入~

 

概要

 

疫病に苦しめられていた時代、水もその一因と考えた人々は代りにビールを飲む事を考えた。
身寄りの無いフライアは下働きをしながら一流のビール醸造職人を目指している。
男の仕事だからとなかなかビールを造らせてもらえないフライアはひとり隠れて廃屋でビールを造っていた。
あるとき、密造場所にふらっとやってきた酒飲みのカーターに一杯分けるとこんなに美味いビールが飲みたかったんだと褒められ自信を深めていく。
そんな自慢のビールを品評会に出すことを画策していたが、密造がばれてカーターと一緒に捕まってしまう。
カーターの力を借りて脱獄したフライアは品評会の場で自分のビールを推してくれた親方を目にするのであった。
品評会で力が認められフライアはビール職人へとなるべく各地を回る旅に出る…何故かカーターを連れて…

 

登場人物

 

フライア:気が強い、昔ビール造りの魔法使いのような人に拾われて育てられていた。
カーター:飲む、酔う、吐くの三拍子そろった青年、酔うと腕が立つ 酔拳

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

良いじゃん良いじゃん。
フライアの持ち前の明るさと前向きさでサクサク読めるし、少女漫画的な絵の綺麗さも相まってとても画面が見やすい。

 

魔法というのが何を指すのか、本当の魔法なのか。魔法の様な技術なのか、実は愛情なんすよ(ありがち)とか、フライアが追い求める「黄金のビール」も味なのか造り方なのか。 わかっていないことは沢山ある。 フライアの過去、不自然なまでに協力的なカーター。

と、今後明かされていく謎というか明確な伏線を張っているので今後どう動かしていくのか楽しみ。

後、黒猫つれてるのは使い魔的何かなんだろうけどマジで魔法使うのか…?

 

やはり人情もの中心だけどフライアの人柄と技術をぶん回して進んでいく感じが強いので「協力して」というよりはスーパーマンが一人いる様なイメージが強いが。

 

ビールの造り方もちゃんと色々調べたりしてそうではあるんだけど実際には細かくは出してこないかな。 参考にしているビールはあるんだけどあまり実在しているものを明示しすぎると世界観が変わってくるし、 製法 程度までにとどめてるのかなと感じる。
実際にある「ビール」というものを題材にしながらファンタジーだし、中世的の技術力ではこの位でしょうか?みたいなこと考えると加減が難しいだろうなぁと思う。

そう思うと相当気を遣って描かれているのでは。

 

これも結構楽しめるんじゃないでしょうか。

清く正しく、偏愛しますっ!(1)

はたしてガールミーツボーイかBLか

 

本日の議題です。

清く正しく、偏愛しますっ!(1) (裏少年サンデーコミックス)

清く正しく、偏愛しますっ!(1)

タイトルと表紙でとりあえず買うかってなった(笑

概要

 

引っ込み思案な須藤ほのかは幼い頃助けられた瀧川大地のことが気になって仕方ない。
高校になってもその心を持ち続けているほのかは今日は家までついて行くと決めていた(危
そしてつけていった先は…BL喫茶。。。
恐れながらも扉を開けてみると、そこには夢の世界が広がっていたのだった…


登場人物

 

須藤ほのか:ストーカー、写真が上手い。 ものはいいようだ
瀧川大地:容姿端麗品行方正、親がだまされて借金を負ったせいで家が貧乏。お金を稼ごうとBL喫茶で働いている。
ルカ:大地と同じBL喫茶で働くかわいい系男子。大地のことが好き?

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

案外予想に反して硬派というかなんというか。

遠くから見ているだけで幸せだったのが段々距離が縮まってきて。という良くある話ではあるんだけどほのかが鼻血出したり多少暴走したりとコミカルさで相当読みやすい。 で、ほのか自体も周りに気を遣える良い子で他のキャラもそうで優しい世界。

 

毎回毎回新しい一面が見えてくる話が多いのでダレてる感じもしないし思ってたよりだいぶ良い印象。

BL喫茶のキッチンにバイトとして行こうとするほのかとか相当行動力も高くて何でもありだなという気はするけどそういうのもまた素敵かもしらん。

ルカも良い感じに話をかき回してくれそうなキャラだしゆるゆる楽しめそう。

 

魔法にかかった新学期(1)

いいですね、世界観の作り方

 

本日の議題です。

魔法にかかった新学期 1 (花とゆめCOMICS)

魔法にかかった新学期(1)

実は少女漫画好きなんですよ(突然の告白
いちいち分類する必要も無い気もするけど。

 

概要

 

霊が多く良くない土地だと言われている地区に引っ越してきた琴美。
不安を抱きつつも学校へと向かう琴美。 高3から転入してきたばかりだが、少し前に偶然コンビニで見かけられていた隆介に初日に話しかけられる。
隆介の友人の咲良、オカルト研に勧誘してくる護と賑やかな転入初日の通学路となったが、偶然にも4人は同じクラスで偶然にも隣接した席となった。
そして先生として赴任してきた幼馴染の雅己の5人。
それぞれバックグラウンドの異なる彼らは共通して埴輪のガチャを回していた。
埴輪に導かれ霊と対峙した彼らの運命やいかに…


登場人物

 

一ノ宮琴美:霊感がある高3、昔は引っ込み思案だったが今は明るく。
阿雲雅己:歴史教師として赴任してきた琴美の幼馴染、昔は養子となり引っ越してしまい琴美とは離ればなれに。
宇野隆介:咲良と昔なじみ、だらしない
押方咲良:隆介と昔なじみ、しっかり者
円城護:とにかく明るいオカルト研究部部長。 名前を安村にしなかったのは賞賛されるべきか否か。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

必要以上の設定が無いのは余計なこと考えなくて良いかも。

地名も書いてなければ学校名も無いけど確かに話進める上では支障は無いわな。

寧ろいらん情報は邪魔という話か。

 

日常に少しずつ不思議なものが混ざり込んでくる展開は結構自然に受け入れられて、こっくりさんから話が動き出すのもなんかベタな感じがしてどちらかというと少し懐かしい気持ちに(^^

ここは今から倫理です(1)

これは名作の予感 

本日の議題です。

ここは今から倫理です。 1 (ヤングジャンプコミックス)

ここは今から倫理です(1)

クッキーさんがメチャ推してたので俺もと思って読んだら
確かにこれは良い。

 

概要

 

倫理の授業を受け持つ高柳は無愛想で何を考えているかよくわからない。

主に選択科目で人気の体育が取れなかった生徒が集まるこの授業だが、
生徒はそこになにがしかを感じ、少しずつ関わりができていく…

 

ネタバレというか内容含めた感想

これは名作なのでは…
特に、最初の一話二話を読んだだけでこの本が、
この漫画が世に出る価値があったなと思わせてくれる。

 

この漫画に関しては話の内容が強力な武器過ぎて、それ以外の要素が頭に入ってこない(良い意味で

少しトーンが多くて暗い感じが出てるのが雰囲気良い。程度

それくらい話に引き込まれる。

ただの学園生活、それでも皆何かしら腹に抱えていてという何もこの世界と変わらない様な状況で、先生が倫理を通して一個人としての振る舞いを通して少しずつ生徒の助けになっていくのが心地よい。

 

何だろうな、系統としては金八先生みたいなものを想像してもらえれば良いかと思う。

しかし、そこにあるのは熱血や一個人としてのエゴを通した発言(が必要な場合もあるんでしょうが)ではなく、先人達の知恵を含めたバックグラウンドのある言葉と冷静に選ばれた適切な言葉だと感じる。

金八先生は「説教」だと思う場所が多々あるけど、これは「提案」や「知識・知恵」を授ける話なんだよな。 「ウザっ」とか「そこはでも最終的に個々の考えに帰結するのでは」みたいな事はこれを読んでて思わないもの。

 

引用は人の言葉を借りただけで自分で喋っていないという批判も良くありがちだけど、自分で咀嚼して消化した言葉はやはり身についているだろうし、先人達の残した言葉をそのまま伝えるというのは価値あることだと思っているのでそこにいやらしさも別に感じない。高柳先生もパーフェクトな人間では無いという雰囲気を出しているのも良いのかも知らん。

 

また先生がほんのちょっとお茶目なのが良い。人間味大事。

かわいい(笑

魔法少女おまつ(1)

時代も古きゃギャグも古い魔法少女もの

 

本日の議題です。

魔法少女おまつ(1) (ヤングマガジンコミックス)

魔法少女おまつ(1)

ジャケ&タイトル買い(笑
くまみこ吉元ますめ先生の新作っすね。

 

概要

 

最後の魔法少女アリステッラと魔法ネコのニャン太郎は最終決戦のため。
災厄の源、宇宙要塞ベテルギオンへ向かっていた。
むなしくも時空強制転移を食らってしまったニャン太郎は必ず戻ることを誓い、どっかに飛ばされる。
…気がつくとそこは江戸時代、、、元の時代に戻るため、また戦力を得るため、この時代にも魔法少女を誕生させようと奮闘するニャン太郎だったが、生きていくのに必死な人たちは魔法少女になることを良くは思わず、そもそも魔法少女って何。状態
そんな時代にあって魔法少女に適正のある少女おまつをスカウターで見つけたニャン太郎は思うのだった。
「契約して魔法少女にしてしまえばいいね!」

 

登場人物

 

ニャン太郎:きゅうべぇではないはず
アリステッラ:5ページしか出てこない
おまつ:QBより先にニャン太郎の目にとまってよかったですね?
円之助:おまつが仕えている、弱いけど良い奴。
野犬:この漫画で一番強い


ネタバレというか内容含めた感想

 

犬が強い。

ゆっるーい話の進み方していって
ゆっるーいギャグが挟まってくる。

 

江戸時代だから敵がいないことに気付いてしまったり
最早何と戦っているのかわからない。
1巻でやったの弁当とどけるだけだろ、やべぇわw
この先本当にどうするんだろうか。。。

 

展開もゆるい感じで時間の流れがゆっくりしてる。
でもまぁそんなもんか、江戸だし。

現代の情報化社会に対するアンチテーゼか!??

 

あとがきで江戸時代縛りなら何でもやってもいいみたいな話が書いてあったので
それ以外はあまり考えずgoが出た臭が強い。

 

ただ、一つ賢くなりましたね↓

 

今日の花
スノードロップ
花言葉「死」