地球の終わりは恋の始まり(1)
今回もタアモ節が光る
本日の議題です
地球の終わりは恋の始まり(1)
たいようのいえから好きで読んでます。
こちらも負けず劣らず面白い。
概要
双子の姉、柳瀬真昼は好きな人ができる度、人生の岐路に当たる度に自分が選ばれず、妹の真夜に後塵を拝してきた。 期待してはいけない。 それが真昼のポリシーとなり、常にネガティブに考えるようになったまま高校生活を迎えていた。
お守りをたくさん持つようになっていた真昼は学校の廊下で同じクラスの里見蒼に衝突してお守りをばらまいてしまう。そこから蒼と話すようになった真昼は蒼との会話を楽しみながらもどこか最後は自分が選ばれないことになるだろうとの思いから期待することを避けてしまう。 しかしそんな思いとは裏腹に蒼から告白されてしまう。
ありえない いいこと過ぎて 地球が滅ぶ
登場人物
柳瀬真昼:いつも妹と比較され卑屈になってしまった女子高校生。
柳瀬真夜:性格がよく明るい。めっちゃモテるので真昼の意中の人がよく真夜をすきになってしまう…
里見蒼:クラスで人気の男子、優しくひとの気持ちによく気付く。兄弟が多い。
銀河:蒼の友人。蒼のことが大好きで素直じゃない真昼を敵視している。
感想
登場人物の大半に影があるのが良い。
タアモ先生の漫画ってやっぱり基本的にコンプレックスがあったり、そのうえで人に親切にしようという色が強いから読んでて気持ちいいし皆を応援したくなるんだよね。
キャラも可愛いし絵も丁寧で安定してるし見やすいし。
会話中に面白いギャグとか振る舞いとかもあるから漫画として読んでて全く飽きも来ない。 フフッってなる。
だからこそ電車で読まないほうがいい(笑
少し重くなることもあるけど安心して読んでられる漫画だと思います。
早いもので近頃発売した5巻で完結しましたが、最後まで無駄なくまとめてきたなという感触があったのでお勧めです。
というか、たいようのいえもそうだったけど無理な引き延ばしみないなのがなくて、「ここはどうなるんだろう」と思っていたところがきれいに片付いたり回収されて蛇足だなと感じるものもなく終わるので凄くエレガントだなと思います。
好きです(告白