昼寝用仮眠室

漫画を読んだり映画を見たりゲームをやったりした感想を書いたり等々

幸せのマチ

岩岡ヒサエ先生作品は基本不器用の集まりだよね

 

本日の議題です。 

幸せのマチ (Nemuki+コミックス)

幸せのマチ (Nemuki+コミックス)

 

幸せのマチ

 

登場人物

 

谷野圭:雑居ビルの2階で雑貨屋を営んでいる。
三雲夕香:同ビルの1階で喫茶店を営んでいる、谷野が気になる。

 

概要

 

同じ建物で商売をしている谷野と三雲はお互いのことが気になりながらも中々接点を持てないでいた。 お互いの気持ちに気づいているのは谷野の裁縫道具のマチ針に憑いている谷野の母だけであった。 三雲の喫茶店で谷野は羊のぬいぐるみを渡そうとするが、谷野母は不穏な気配を感じる。 気配の原因である三雲の昔死んだ飼い犬とお互いの主を巡って牽制しあうが、最終的にぬいぐるみに首輪代わりにつけたマチ針に谷野母が、ぬいぐるみに三雲犬が憑いてしまい。 謎の共同生活が始まるのだった…と言う話。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

雑居ビルから立ち退かなければいけなくなったが偶然隣の物件を借りてしまったり、予定調和な所はあるんだけど最初から微妙に現実離れしているところがあるので別に気になるレベルじゃない。

 

二人が商店街に越してきてから三雲の店の配達に八百屋の吾郎が顔を出す様になる。 吾郎はフランクに話せる三雲を気に入り段々と仲良くなってゆく。 一方谷野は裁縫教室が少しずつ軌道に乗り始め忙しくなっていった。

お互いがお互いの事なんて気にしてないのではという考えすぎの一方通行ですれ違いは深くなり、吾郎からの交際の打診に三雲は迷ってしまう。 そして一人で店を切り盛りしていた三雲は過労で倒れてしまう。 しかし一番最初に駆けつけたのは谷野だった。。救急車が出払っていて手配出来ない谷野は吾郎に三雲を頼み、自身は三雲の店の片付けをするのだった…

 

岩岡ヒサエ先生の漫画は短ければ短いほど纏まってる印象なので丁度一冊分で良い感じ。 ぶっちゃけ谷野母とか異世界転生ものの方々(現実世界だった)は全然関わりはしないので必要か不明だったけど 最後にでかい仕事をやってくれるので、あぁやっぱ必要だったなと思ったわ。

 

孤食ロボット結構評判よさげだから読んでみるかな。