昼寝用仮眠室

漫画を読んだり映画を見たりゲームをやったりした感想を書いたり等々

SPECIAL(1)

不思議な感じだけど面白いのはわかる

 

本日の議題です。

 

スペシャル 1 (torch comics)

スペシャル 1 (torch comics)

 

SPECIAL(1)

平方イコルスン先生の漫画
私が好きな人たちが好きな感じだったのでじゃぁと手を伸ばした。

 

概要

 

転入してきた葉野のクラスメイトは不思議なキャラばかり。
非日常味あふれる日常系。

 

登場人物

 

葉野:転入してきたけど周りがよくわからない人だらけ。この漫画の良心。
伊賀:いつもヘルメットを被っている。力が強い、相当に。
大石:金持ち。
谷:よく大石にパシられる。
会藤:いつも豆を食っている。
筑前:よく人をつねる。主に会藤を。
藤村:この漫画の中では比較的常識人。

こうみるとキャラ強いな。一貫性がある…。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

会話が逐一面白い。
何でそんな話になるのと思うこともあるけどそういう世界なのでそうなんだな。
トーン使わないで白黒だけで描いてるけど大事な線をしっかり決めてきてる感じで読みやすいし見やすい。

あっさりしてるんだけど脳に謎の負荷がかかる感じの漫画で一話一話が短いのが丁度良い。
学生生活だけあって皆楽しそうだし親切で仲良しなんだけど私たちの知っている世界から少しずれてる違和感を楽しんだりするのが醍醐味。

 

この漫画は言語化し辛いな…

愛されるより○されたい(1)

おーこれは先が気になる

 

本日の議題です。

 

愛されるより○されたい 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

愛されるより○されたい 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

愛されるより○されたい(1)

タイトル買い(笑

 

概要

 

高校受験に失敗した朝日出は不本意ながらレベルの合わない高校に通うことになった。
ため息の多い朝日出に周りも良い印象を持っておらず、朝日出もまた気落ちから戻れずにいた。
昼休み、気晴らしに屋上で遠くを眺めていると後ろから声をかけられる。
「死ぬの?」
振り返ると女子学生がお弁当を持って立っていた。
朝日出もお弁当を食べに来たのだと返し、勘違いと知るやいなや一緒に食べようと誘われる。
そんな状況を周りが許すはずもなく朝日出を良く思っていない男子学生に絡まれてしまう。
殴られた朝日出は女子学生に俺にかまうなと屋上を後にするが、状況が気になり戻ろうとしたところ女子学生と鉢合わせる。
「戻ろうとしてくれたんだよね?」
どうやら好意を持たれている様に見えるこの女子学生は音琴小羽と名乗る。

 

平和な日常が始まるかと思われた矢先。
絡んできた男子学生の死体がみつかるのであった…

 

登場人物

 

朝日出普:亡き母に褒められるため勉強していた。志望校ではない高校に主席入学するも不満が残っている。勉強も料理もできる。
音琴小羽:朝日出と同じ高校に入るためランクを落とした。何か秘密があるようだ。
野月:小羽の友人だが心酔しており独占欲が強く朝日出に嫉妬している。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

キャラに謎があってそれが本当に良く効いてると思う。
朝日出のまだ明かされない過去と、小羽の不穏なキャラ。
小羽自体は漫画の中では朝日出の前では普通に振る舞っているし、
漫画の読み手側から見るとヤバさが垣間見えるという状態を作ってるのが手腕だと思う。
野月は野月でヤバいキャラで小羽が朝日出にちょっかい出さない様にガードかけてる位でメインの展開もどう転ぶかわからないのがとても良い。

 

絵とかコマ割りとかは淡々としてる感じだけど読みやすいし
内容が重いからそれくらいで十分だと思う。

 

やっぱりキャラに謎があるのは話を作る強力な手段だと思ったわ。

五等分の花嫁(1)

これはこれで良い

 

本日の議題です。

 

五等分の花嫁(1) (週刊少年マガジンコミックス)

五等分の花嫁(1) (週刊少年マガジンコミックス)

 

五等分の花嫁(1)

チラチラ見てるけどやっぱりまとめて読みたいので買った。
絵も可愛いし癒やし効果が高い。

 

概要

 

貧乏学生の上杉風太郎は今日も一人さみしく(さみしくなんてないもん)食堂で焼き肉抜き焼き肉定食を食べる。 コスパ最強、俺最高。
座席を確保しようとしたところ、見慣れぬ制服の女子学生と同着一等賞になり、どちらが使うかもめるが一向に引かず、結局相席することになる。

この相席屋有料でも良いからないんですか?俺使いたいけど。


結局やんややんややっていると嫌われてしまった様でまぁ知るかと思っていたのもつかの間、妹からの連絡で家の借金がなくなるかわりに同学年への転校生への家庭教師を頼まれる話が進んでいることを知らされる。
これ、絶対さっきの奴じゃん。
仲直りしようと追いかけているといつも5人で仲良くしていて近づけない。
やっとの思いで家の前までついて行き家庭教師になることを告げると友人の4人がやってくる。友人? 実は友人ではなく5つ子で、5人の家庭教師をする事になっていたのだった…

 

登場人物

 

上杉風太郎:家が貧乏だがテストはいつも100点。根暗、友達いない。
中野一花:だらしない
中野二乃:姉妹にだけやさしい
中野三玖:クールな歴女
中野四葉:運動が得意で元気
中野五月:5人姉妹の中では普通、最初に風太郎に会った子。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

良いんじゃない?
ぼくたちは勉強ができない と筋書きが殆ど一緒な気がするけど。
主人公が貧乏男子学生。複数の女子学生の家庭教師。女子学生は得意分野がお互い違う。
…読み切り含め連載開始が同じ辺りだけどどっちが先かとかはまぁ置いておくとして、かなり話の本筋に関わりそうな所で違うなぁと思うのは、


基本的に嫌われている。

最終的に結婚するという終点があるところから描かれている。

 

と言うところか。
ぼくたちは勉強ができない はギャグよりだけどこちらはそれは抑えめかな。

それと、絵が可愛いは必須要件だったと思うのでそこは満たせていると思う。
どんどん話は進んでいくのでそこはとても良い。ページ捲る手は止まらない。

 

後、1巻最後の方に一人心を開きかけたりと全員を攻略する手順がどうなるかというのも先が気になる要因になっていて非常に良い。

 

これはこれで普通に面白いので最終的に全然違う物になるとは思うので楽しみにしたい。

セントラル・インテリジェンス

頭カラッポで見れる良映画

 

本日の議題です。

 

セントラル・インテリジェンス

広告で流れてきた予告見たら面白そう過ぎるし見に行くしかないでしょ。

 

登場人物

 

ボブ・ストーン:高校時代苛められていた、今はムキムキマッチョのCIAに。
カルヴィン・ジョイナー:高校時代は卒業時に代表に選ばれるほどだったが、今は後輩に先に昇進される斜陽会計士に。

 

概要

 

高校卒業そんな華やかな舞台で名前を呼ばれる名誉ある者はだれか、皆わかっているカルヴィンに決まっている。
そしてこの先何があっても最大限努力の限りを尽くすとの誓いをたて、会場の体育館は最高に盛り上がる。
同時刻、更衣室で一人シャワーを浴びながら踊っている太った男がいた、よく見ると後ろには彼を苛めるグループの影が。
カルヴィンのスピーチに盛り上がる体育館に全裸のまま苛められた男が放り出される。
何が起こっているかわからず生徒の嘲笑を受ける中、カルヴィンだけはジャケットを男に渡し気を遣うのであった。

 

時は流れ、うだつの上がらない会計士をしているカルヴィンの元にいじめられっ子ボブから連絡が入る。
「飲みに行こう」
了承して飲みに行くとそこには見たこともないマッチョな男が待っていた。
ボブはシュッ(ムキッ)としていたのだった。

しかしボブは誰かに追われている様で…

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

良いね、こんな感じのとりあえず気持ちよくなれて笑えてスカッとする映画は必要。
ぶっちゃけストーリーはありがち、細かい設定とか情報戦も映画用の「これどうやってんすか?」「管理方法おかしくない?」なんだけど
一番大事なのは、「とりあえずそれおいとこうや、おもしれーから」って言えるかどうかなのよね。
これは言えると思う。むしろ何も考えないで見てたし、約二時間がスルッと過ぎていったのでそういう見方が出来たという時点で素敵ということです、ハイ。

 

子供の頃持つ万能感みたいなものとどう折り合いをつけていくか、その難しい命題って子供の頃に本当に自他共に認められる物を持っちゃってると厳しいよな。
カルヴィンもそこに漏れずに日々悩んでいる、そしてその葛藤の出口がないなりにポジティブになろうとも努力している。
しかし一番この映画で良いなと思うのはカルヴィンが親切なんだよな。
ただのサラリーマンであるはずのカルヴィンが命がけで何かをしようとするシーンがあるけど
じんわり「あ、いいな」と思う。

 

伏線もちゃんと回収するし最後はうんうんとなるので気持ちよく最後が迎えられる。
ある程度設定勝ちな感もあるけどこれは許せるし良いんじゃないんすかね?

 

リンク

公式 

central-intelligence.jp

 

予告

www.youtube.com

琉球のユウナ(1)

調べてちゃんと描いている努力を感じる

 

本日の議題です。

 

琉球のユウナ 1 (花とゆめCOMICS)

琉球のユウナ 1 (花とゆめCOMICS)

 

琉球のユウナ(1)

LaLa系の本最近手を出してなかったが、
本屋でジャケと帯と一巻という表記を見て購入、結構良かった。

 

概要

 

一四八二年琉球国。化け物(マジムン)のキジムナーと扱われる朱色の髪の少女がいた。
朱色の髪を持つ少女ユウナはシーサーを操り、人と関わることを避けて生きてきた。
ある日その力を拝借しようとする村人に囲まれているところを一人の男性に救われる。
彼は若くして琉球国王になった尚真王であった…

 

登場人物

 

ユウナ:朱色の髪を持つコミュ障の少女。人ならざる"モノ"と会話ができる。
真加戸:琉球国第二尚氏王朝三代目、尚真王。若くして王になるも生霊の呪いを受けている。
夜斗:尚真王の側近。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

琉球の歴史やら伝承をベースにしたファンタジー。
お互いに惹かれるのはすぐだけど真加戸は手が早いタイプで、ユウナが奥手ということでバランスを取っている。
基本は問題が起きる→ユウナが解決に乗り出すの流れか、二人のディスタンス()みたいな話の二択になってると思う。

 

個人的にはこれだけ積んだ知識や前提があるのならば真っ当なストーリーがないと納得いかない。 ちょっと正しくないから言い直すと「勿体ない」というのが素直な感想。

でなければ琉球である必要その他諸々の前提が不必要なものになってしまうと思う。

 

王様がいる、不思議な力を持った少女がいる、使い魔がいる、見初められる。

 

これでも話は成り立ってしまうと思うので、史実に基づいたなにがしか、とても重要な分岐点がいくつかあり、そこにファンタジー要素を混ぜることで初めて化けると思う。

そこに至るにはまだ4話というのは短すぎるのかもしれないけどメインのストーリーが動かなさすぎに感じる。ただ、連載ペースが不安定な感があるのでその辺りの加減が難しいのかなという気もするし、気長に追うのがよさそうかな。

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち

好きでも眠くなるのはどうにもならない

 

本日の議題です。

 

 

劇場版 岩合光昭の世界ネコ歩き コトラ家族と世界のいいコたち

実家いるときしか見てなかったし行ってきた。

内容的には↑の内容とその事後という感じなのかな?

 

概要

 

ネコが出てくる

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

満席に近かったけど結構年齢層高めだった(挨拶
それはおいといて
岩合光昭の世界ネコ歩き、テレビ版はその辺にいるコを撮ってるだけっていう趣が強いけど、今回は長期にわたって撮った津軽のコトラ一家を中心に少しストーリー仕立てというか成長と変遷がある。
そんでその間に少しずつ岩合氏の印象に残っている世界のネコの紹介が挟まれてる。
漫画の一話一話のページに挟まってるコラムみたいな感じで。

 

そして本流のコトラ一家の話は。
オオトラ(コトラの母)とコトラの世代から始まり。
コトラの子供5匹の世代へと移る。
その中のハナ(メス)とリッキー(オス)に焦点をあて、最後2017年の撮影ではハナの子供が出てくる(この辺は上に貼ったDVDのはなしの後になるのかな)。
リッキーは適度な距離感を保つ様になり、コトラは長年いた小屋から姿を消す。

という流れなので、うつろいとネコの生き方みたいなものを見ることが出来る。
いい話かどうかは知らん、ただ世代は変わっていくなぁとしみじみ感じられて納得。
無常観。

 

文句があるとしたらネコが眠そうなので俺も眠くなって映画館で初めて寝そうになったこと位か。

単純に可愛いし癒やされるよね。
数回劇場の皆から笑いが起きる所もあったし。
良かったのではないでしょうか。

 

ただ、あまり映画館で見る必要性というのは感じられなかったかなとは思う。

家でゴロゴロしながら見てまどろむのが正義と思っているので(過激派

かみつき学園(1)

ここまで攻められると良いとしか言えない

 

本日の議題です。

 

かみつき学園(1)

ジャケ買いしたら神、所謂ゴッドだった。

 

概要

 

神月学園に入学した雫はエピキュリアン。
エピキュリアンはか弱い人間を相棒として資源として守っていく必要がある。
神月学園の教育の一貫として家畜(人間)を一人一頭与えられる。
雫に与えられたニンゲンは黒髪ロングで従順な美しい女性であった。

 

登場人物

 

雫:1年生の新入生エピキュリアン、家畜であるいちごに気を遣う優しい気の持ち主。
いちご:従順な家畜のニンゲンだが先輩エピキュリアンにタンカ切るほどには気が強い。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

エピキュリアンはニンゲンの血を吸うという話なんだけど、奥手の雫が中々吸わないのをいちごが無理矢理腕を切って吸わせたり、ニンゲン側の方がしっかりしてるという設定が良い。
他のエピキュリアンとニンゲンの絡みでも話が盛り上がるし雫といちごが少しずつ心を通わせるのも良い。
こういう百合(なのか)もいいなぁと心底思った。 絵もとても綺麗だしコマ割りも線をデコって引いてたり色々細かい。

お互いへの信頼でうれしさが溢れる顔してるのとか最高。

 

直接的じゃないエロさがとても爽やかで素敵。

俺もこんな家畜か主人が欲しい。