昼寝用仮眠室

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映像研には手を出すな!(1)

すげぇ勢いだな

 

本日の議題です。

 

映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)

映像研には手を出すな!(1) (ビッグコミックス)

 

映像研には手を出すな!(1)

なんて言うんでしょう、作る側のメタ視点漫画なんですけど
アニメ作る側の視点の漫画化なんでバクマン。なんかとはちょっと違うというか勢いがすげぇ。

 

概要

 

アニメを作りたくてたまらない浅草みどりは公立芝浜高校に入学したばかりの高校一年生。
部活動説明会に一人で行くのが怖いので友人で金が大好きの金森氏に一緒に行く様お願いするも断られる。 そんな話をしてる中、階下にカリスマ読者モデルで同級生の水崎ツバメを発見する。 お近づきになって金儲け出来無いかなー等と話しながらなんとか浅草金森の部活動説明見学が浴場の瓶牛乳で手が打たれる。
見学中、水崎ツバメが入ってきて浅草の被ってる帽子を貸してくれると頼み込むが何だか様子がおかしい。 彼女は誰かに追われている様だったのだ…と言う話

 

登場人物

 

浅草みどり:アニメを作りたくてアニメ研に入りたがっているが集団行動が苦手、風景を描くのが得意。
金森:お金大好き人の足下見るのが好き、何でもやってやれの根性がある。
水崎ツバメ:令嬢、実はアニメを作りたがっているが実家で止められている、人物・キャラを描くのが得意


ネタバレというか内容含めた感想

 

追われていたのは水崎の実家の差し金だった。
アニメーターになりたい彼女はアニメ研に入るのを阻止されていて好きなアニメを作ることが出来ないでいると話してくれる。
そんなならアニメ研じゃなくて風景が得意な浅草と合作する形で同好会を作ってしまえば良いのではと金森が提案する。
今手持ちの浅草のイメージボードと設定画、水崎のキャラクター画を即席で合わせてみて新しい世界が見えた3人は一緒に行動する様になる。

 

怒濤の展開に目が離せない、ってこういうのを形容するときに使うんだなって漫画。
アニメの世界と現実世界を行ったり来たりしながらめまぐるしく変わる世界。
見開き2ページ使った細かい設定画。
作りたいものを作ると言う情熱に、金森を中心とした実際に必要な経費などの考え。
実行が世界の中で伴っている感覚がこちらにも伝わってきて非常に先が気になる。

 

伏線とかこうだからこうなるはずだみたいな展開ではなく
勢いで進んでいくこの感じ、久しく無かったと思う。

 

このままどこまでもいって欲しい。