あかいろ交差点（1）
先が気に…
本日の議題です。
あかいろ交差点（1）
表紙が大衆受け系の感じだったので手に取ってみた。
登場人物
蒔田惠太：たまきに邪険にされて苦手意識がある、高二。
大原たまき：惠太に冷たく当たるがある事情があって…
概要
春、蒔田惠太の絶望の声が響く。 度々怒られて苦手意識のあるたまきと同じクラスになってしまったのだ。 理由のわからない惠太は先生に頼まれた仕事で一緒になった帰り道、勇気を振り絞って理由を聞いてみるのだが…という話。
ネタバレというか内容含めた感想
たまきには運命の赤い糸が見えると言う能力があった。 そしてたまきの糸がつながっている相手が惠太だったのだ。
赤い糸がつながっているもの同士、上手くいくのを目の当たりにしてきたたまきはそれが気持ちと関係無く、糸によるものかも知れないことに良く思っていなかった。
それが理由でまだ良くわかっているわけでもない相手の惠太に冷たく当たっていたのだった。
なんというかありがちな設定ではあると思うんだけど絵が良い感じで読む気になる。
しっかし、なんというかいつも冷たくあしらわれている惠太と、がんじがらめになっているたまき、の構図をずっと見せつけられているだけで、明らかに惠太が良いやつなので最終的には上手くいくんだろという気持ちが先に立ってあまり先が気にならない。
たまきに糸がみえなくなったり糸が切れたりして、その事実に焦るたまきがやはり自分の気持ちが惠太に向いていたことを再確認する。とか惠太の信用を揺るがす大事件が起きるんだけど糸が繋がったままだし今までの惠太の実直さからそれはないとたまきが判断して肯定する。 みたいな事にならない限り話は大きく動かないと思うので、まぁどうするんでしょうね。。 このまんまストレートにいってもさすがに面白くないし赤い糸ホントきっかけ程度の大して重要ではない所になってしまうし。
ラブコメ…ではないので他に読ませる要素があるとうれしいんだけど特に…という感じかなぁ。 俺だったら惠太友達になりたいよ。
