昼寝用仮眠室

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大上さん、だだ漏れです。(1)

生まれてきてごめんなさい!!

 

本日の議題です。

 

大上さん、だだ漏れです。(1) (アフタヌーンコミックス)
 

大上さん、だだ漏れです。(1)

 

大上さんかわいいからね、しょうがないよね(^^

 

登場人物

 

大上芽衣子:よく変な妄想をしてしまう女子高校生。友達がいない。
柳沼慎一郎:特殊な体質を持つ男子高校生。友達がいない。

 

私ですか?友達いますよ?(高1常用頻出イキリ構文

 

概要

 

友達がいない大上芽衣子はいつも教室で一人で本を読んでいる。 周りの女子が気を遣って声をかけても逃げてしまうほどである。 周囲からはそう見られているが、読んでいた本は他人に見られたら社会的死が待ち受けてそうな内容、そりゃ逃げる。 (てか普通そんな場所で読まねぇだろっ、もしくはその状況から何らかの興奮を享受しているのでは…)
そんな大上さんも、ずぶ濡れになってしまったときにハンカチを借してくれた事から同じクラスのイケメン男子柳沼君としゃべる様になる。 しかし、柳沼君に微妙に避けられている様に感じた大上さんは勇気を出してハンカチを手渡すのだが…という話。

 

ネタバレというか内容含めた感想

 

ハンカチを渡すときに言った言葉は「ち○○見せて」

…?

柳沼君には特殊な体質があり、柳沼君を触った人は思っている本音を口に出してしまう。 それが凶と出ることもあれば凶と出ることもある危険な体質である。 初めて太字使ったよ俺。

うん、大体ダメな方向に出るだろ、そりゃ。 俺だったら「はぁー世界が平和になります様に」とかだよ。 そんな事知られたら俺は生きていけないもんね、こんな聖人君子、生きているだけでギルティ。

だからこそ柳沼君は大上さんを触らない様に避けていたのだった。 お互いの本音が知れた大上さんと柳沼君は友達になろうと約束する。

 

思っていることが周りに漏れてしまうみたいな話は良くあるけど、このタイプはなかなか無いんじゃないのか。 で、その設定自体だと弱いから相手側にも秘密を持たせようとしてお互いに秘密を持ち合う形になっているのが中々絶妙だと思う。 そしてそれだからこそお互い過去が暗いのがまた良い、これからどんどん明るい方向へ行くのではという期待もある。

 

後、偶然触れちゃって変な発言するコマが急に飛んでくるのずるい。
ハンカチ渡すときのコマとか丸ごと1ページ使って描いてきてるし。

 

俺も定期的に合法に本音を撒き散らしてゆきたい(既に不穏