ランウェイで笑って(1)
やり続けるのも大事よね
本日の議題です。
ランウェイで笑って(1)
登場人物
藤戸千雪:モデルを目指す高校3年生、背が低い
都村育人:千雪のクラスメイト、デザイナー志望だが家が貧乏
雫:モデル事務所「ミルネージュ」初のパリ・コレクションモデル
概要
モデル事務所「ミルネージュ」の社長の娘である千雪は事務所に所属している雫の存在やその環境からパリコレに出ることに強いあこがれを抱くが158cmで身長が止まったまま高校三年生になっていた。 親・雫・進路希望を出した先生、周りは諦める様諭す。
同じく進路希望で迷っているクラスメイトの都村の希望欄にデザイナー学校と一度書いて消しゴムで消した跡があるのを千雪が見て…という話。
ネタバレというか内容含めた感想
主人公二人って扱いすかね。お笑いでいうところの笑い飯。 内容は夢を諦めない系の話。そしてそれは叶うと最初に言ってる流れ。 アンサーファーストですね(社会人のコスプレ)
読んでて一番気になるのが「努力の跡が見えない。」
千雪は出たい出たい言いながら親の事務所のオーディションに行ってるだけだし
せめて「毎日牛乳飲んでるのにナァー」「毎日10km走ってるのに」みたいな軽いノリでいいからやってほしかった。
都村は今までやり続けてきたけど環境がそれを許さない状況
…だけどしこたまバイトしてヘトヘトでーとかのくだりないの?
このままだとセンスがあったからどうにかなった(完)
で終わる感じが強い。
間にギャグとか面白い言い回しを挟んでくる訳でもなく、成長…を描く感じでもなさそうなので(葛藤はあるけれど)、こうなってくると本当に展開だけで勝負するしかないと思う。 ただ、それだと今のところラッキーだけでどうにかなっていてこれはどうなんだろ。 ラッキーが降ってくるまでやり続ける、言い続けることはとても大事だとは思うんだけど。
現実に即した題材な分、変なことは言い出せないし難しいと思う。
二人ともセンスはあるだろうし、とっかかりはもう出来てしまったのであとは…どうするんでしょうか。
漫画として何を見せたいんだろうか、というのが素直な感想です。