昼寝用仮眠室

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聖血の海獣(1)

テンポよく進む海上(?)ファンタジー

 

本日の議題です。

 

聖血の海獣(1) (ITANコミックス)
 

聖血の海獣(1)
表紙が綺麗で目を引いたのと体内ファンタジー成分が欠乏気味だったので購入。

 

概要

 

無敵の海獣と畏れられたレヴィアタン
特殊な鉄の登場により、人によって宗教によっては神ともあがめられたその生物の息の根を止めることができるようになった。 上等な売り物となるレヴィアタンを狩って生計を立てる者たちがいた。
ナビア帝国のレヴィアタン狩りの船で鉤打ちとして働くジュールは亡くなってしまった父と同じ仕事を今日も誇りをもって全うする。 航海のさなか、レヴィアタンを神とあがめる者たち、レヴィアーノに追われている少女を救う。
彼女は砂の王ベヒモスの妻マナであると名乗るのだった…

 

登場人物

 

ジュール:水の国ナビア帝国の船に乗る15の少年、船に2人しかいない鉤打ちを務める。
アイン:ジュールが乗る船の船長、腕が立つ。
イル:ジュールが乗る船の航海長、ジュールのことをいつも心配している。
ベヒモス:砂の国アズムサヘルの王、国民の信頼が厚い。特殊な鉄とレヴィアタン狩りを始めた張本人。
マナ:ベヒモスの妻、王の寵愛を受ける。不思議な力があるようだが…?


ネタバレというか内容含めた感想

 

うん、良い。
ファンタジーも文で説明されすぎるとウザイし、薄っぺらすぎてもファンタジーの意味ないし難しいと思う。 この本は大事なところでこそ説明するけど基本的には会話を読んでくとわかるしバランスが良い。 会話の文章も多くないので読みやすいし。
吹き出しなしで絵だけで動きとか状況を見せるのも上手いと思う。
キャラもまだ全員の上っ面しか描いていないが少なからず何かを腹に抱えていそうな雰囲気を醸し出していてキャラを追うだけでも楽しめる。

 

マナが果たして何者でどういった力を持つのか、ベヒモスとの関係は。
なぜ王の妻のいう身分にいるのか。レヴィアーノの目的とは。
そういった部分が強く興味を引くしそこが今後の話の中心になっていきそうなので安心して追えそう。

 

タイトルはマナのことを指してるのかな。謎。