メアリと魔女の花
この展開進研ゼミで見たことあるやつだ
本日の議題です。
米林宏昌監督の3作目でしょうか
借りぐらしのアリエッティ→思い出のマーニー→これ アリエッティが面白くない説教だったのに対し、マーニーは伏線回収があったりと見てる側に歩み寄る努力が見えていたのでそこそこの期待を持って見に行きました。ジブリを去ってスタジオポノックとしての作品みたいですね(よくわかってない
登場人物
メアリ:主人公、赤毛の少女。親の都合で田舎の大叔母の所へ越してきた。
ピーター:チャリで来た。近所の少年。魔女子さんとか言い出しそう。
大叔母:やさしい。バファリンの半分×2でできていると思われる。
マダム・マンブルチューク:そんな名前だったのか…ホグワー…魔法学校であるエンドア大学校長
ドクター・デイ:ホグワーツの科学者、マダムのマブダチ。
概要
親の都合でクソ田舎の大叔母の所に越してきたメアリ。学校が始まらないし、あー一面のクソミドリ。やることないし徘徊ごっこをしていると、道行く猫につれられて、知らない場所へと来てみれば、そこに咲いてる青い花。しかしその花は魔女の…という話
ネタバレというか内容含めた感想
この場所はいつか来た場所、この道はいつか来た道、私この風景知ってる、このキャラ知ってる、この問題進研ゼミで見たことないやつだ。 見覚えあるな…というのは多分今までジブリ作品を見てきた人たちの共通の感想になってしまうと思います。 空を飛んで逃げ異形のものに追いかけられるシーン、ほうきで空を飛ぶシーン、謎を秘めた青い手のひらサイズの物体X、猫追っかけて非日常、魔女子さーんとは言わずにいてくれるチャリできた少年H… これジブリ作品のパクリだよね?という感想が出てもまぁしょうがないかなという気もしますが、それだけ汎用的なものも多く含んでいるとも言えると思います。しかし問題はその上で面白いかどうか。
個人的には良かったと思いますね。 いろいろな魔法が使えるようになったところでいろいろ使わずにかなり行動が絞られていた点、登場キャラも多すぎず、露骨でわかりやすいが納得いく伏線の回収、綺麗な絵。 いろいろできたと思いますが風呂敷を広げすぎずにコントロールできる範囲内で上手くまとめたと思います。
ただ、開幕30分が見ててキッツい。メアリの奔放さとこの後の成長を描くために永久に子供がやりそうな失敗を矢継ぎ早に詰め込んできます。 ギャップを見せるために最初に落としすぎるのもいかがなものかと。そこまでやらなきゃだめか?捨て猫を拾うために不良にならないとダメか?
というわけで前半は面白さに対して不穏な空気が漂っていますが後半にかけてテンポ良く話が進みその勢いのまま終わってくれるので最後は悪くない気持ちになれました。
しっかし俺だったらあんな所引っ越すなら家出するから話始まらんね。
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